2歳 息子が落ち着いていくまでの記録②

階段の踊り場で大泣き。

 前回に続き、ここからは2歳頃の息子の様子を書いていきます。

年齢ごとの息子の様子が全て発達障害の特徴だと思っているわけではもちろんありません。

発達障害とは考えずに育てていた息子が幼稚園入園後に自閉スペクトラム症と診断され、

落ち着いていくまでを記録に残したいと思います。

喉元過ぎれば熱さを忘れるという言葉のとおり、喉元を過ぎてしまったのでかなり忘れている部分が多い

ですが苦しく手こずった日々をできるだけ思い出して記していきます。

息子魔の2歳児 手に負えないイヤイヤ期

風呂ギライ

 息子にもイヤイヤ期がもれなく来て一度火が付くと凄まじい有り様でした。

決して主張を曲げません。風呂の拒否期もとてもつらかったです。

頭にびっしり汗を吹き出し全身使って叫び散らします。

あの手この手で風呂に誘導したものです。風呂拒否期はその後も何度かありました。

風呂くらい数日サボってもいいのですが、彼の場合すぐに肌が荒れ、掻きむしるので

そうもいきませんでした。

私や夫の実家に帰省した際にも、風呂拒否で大かんしゃくを起こす孫に

後ずさりする祖母たちの姿が思い出されます。

息子が爆発するのは風呂だけではありませんでした。

イオンのおもちゃ売り場から帰らなければならない時、公園から帰る時、眠い時、ふと気に入らなくて…など。

それでも(イヤイヤ期ってこんなもんなんでしょう?)と自分に言い聞かせてやり過ごしました。

スキンシップが苦手?

 また、赤ちゃんの頃から思っていたことがあり、それは息子が接触が苦手なのかな、ということです。

添い寝がどうも好きではないらしく、一緒に寄り添って寝ることはしてくれません。

手をつないで歩くのも難しいです。

子供って親にものすごくまとわりつくものだと思っていたのに拍子抜けしてさみしいくらいでした。

息子自身から求めての抱っこ(病院で不安な時など)や手をつなぐことは構わないようです。

牛乳を飲みすぎる

 食事の面では偏りがあり、牛乳を心配なほど飲み、お茶や水は飲んでくれません。(ジュースは飲む)

牛乳ばかり飲むことであまりお腹が減らず、ごはんも少量になります。

幸い野菜はミニトマトだけは食べてくれましたがこの頃何を食べていたんだろう、というくらい

食べない子でした。

そのせいか便秘にもなります。(便秘に関しては3歳4歳と長い闘いになります。)

おしっこはいつも色が濃いです。

食べ方にもこだわりがあり、スティックパンやバナナなど、かじり取ることが苦手で

一口サイズでないものは全て小さく切らなければいけません。

おにぎりも無理です。

棒状の食べ物くらい勝手に持って食べてくれよ!となりますが、一度こだわると頑固なので

いちいち切るしかありません。地味に面倒で洗い物も増えます。

歯磨きの後にも断固として牛乳を飲みたがり、波風を立てると一日が終わらないので、牛乳を好きなだけ与え

息子を腫物扱いしながら接していました。(結果、山ほど虫歯が出来ました)

この頃、すべてが悪循環だったように思います。

0時を過ぎてもリビングで一人、黙々と遊ぶ2歳の息子にゾッとしながら布団で待っていました。

さんざんyoutubeさせて夕方昼寝させたらそんなサイクルになるのは分かっていましたが、

この状況を抜け出せない私…。妊婦だったのもあり気力がわきませんでした。

まだまだ整う気がしないですね…③へ続きます。